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高浜町が再稼働同意も　杉本知事は慎重姿勢
　関西電力の高浜原発１・２号機の再稼働に地元高浜町が同意したが、県は中間貯蔵施設の県外候補地が示されていないとして慎重な姿勢を崩さなかった。（２月２日）
　高浜町の野瀬豊町長は２日県庁で杉本知事と面談し、運転開始から４０年を超える高浜原発１・２号機の再稼働の同意を伝えた。
　これを受けて、杉本知事は再稼働の判断には関西電力が使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外候補地を示すことが前提だと強調し、慎重な姿勢を崩さなかった。
　関西電力は高浜１号機を今年３月ごろ、２号機を今年５月ごろの再稼働を目指しているが、関西電力の対応によっては知事と県議会の判断にも影響を及ぼす可能性がある。