[2021_05_09_02]原発で15年にもID不適切使用 柏崎刈羽、父のカードと取り違え(共同通信2021年5月9日)
 
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原発で15年にもID不適切使用 柏崎刈羽、父のカードと取り違え

 東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)で2015年、協力会社の作業員が、同じ会社で働く父親のIDカードを取り違えて使用、テロ目的などの侵入を防ぐため身分証明が求められる「周辺防護区域」を通過し、6、7号機原子炉建屋などに通じる「防護区域」の建屋前まで入り込んでいたことが9日、東電などへの取材で分かった。建屋のゲートで警報が鳴り、東電は新潟県警に通報したが「核防護上の運用に従った」として公表していない。
 東電は「防護区域への入域を防げたケースだが、中央制御室への不正入室と侵入検知機能の一部喪失事案を含め根本原因分析と改善措置活動で検討を進めていく」とコメントした。
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