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岸防衛相「安全配慮を」　オスプレイ小川原湖飛行
　アメリカ軍のオスプレイが小川原湖で低空飛行していた問題について、岸防衛大臣は「事実関係を確認中」とした上で「米軍機の運用は安全への配慮が大前提だ」と述べました。
　岸大臣は会見で「事実関係を確認中で予断を持ってコメントするのは控えたい」とした上で次のように述べました。

★岸信夫　防衛相
　「米軍機の運用に際しては米側が我が国の公共の安全に妥当な考慮を払って活動することこれが大前提である　防衛省としては米側に安全面に最大限の配慮を求めるとともに米側から情報を得た際には関係自治体に速やかに情報提供する考えです」
　東北町の小川原湖では先月３０日と今月１日アメリカ軍の輸送機オスプレイが低空飛行する様子が確認され、漁業関係者などから不安と憤りの声が上がっています。
　県は東北防衛局長に対し事実関係の確認や不安を与える飛行は行わないこと、訓練内容を事前に通報することなどを求めました。
　アメリカ側に事前通告を要請する考えはないかという記者からの質問に対し岸大臣は「まずは事実関係を確認した上で適切に対応する」と述べるにとどめました。