[2021_07_06_05]オスプレイ小川原湖飛行に知事「心外なこと」(東奥日報2021年7月6日)
 
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オスプレイ小川原湖飛行に知事「心外なこと」

 在日米空軍の輸送機CV22オスプレイが6月30日と7月1日に青森県東北町の小川原湖上空で行った訓練とみられる飛行に関し、三村申吾知事は6日、「事実関係は調査中だが、心外なこと」と所感を述べた。同日、三沢市の三沢基地周辺町内連合会(種市光雄会長)が県庁を訪ね、騒音対策などを陳情した際に語った。事前の予告がなく、住民に不安を与えたことなどに不快感を示したものとみられる。
 連合会関係者との面会の席上、橋本恭男危機管理局長は、県が東北防衛局長に事実関係を確認するよう要請したことを報告。「今回のような低空飛行は住民の不安感、不信感を増大させることになる」と話した。三村知事も「東北防衛局長に早めに会って話をする」と事実確認を急ぐ姿勢を強調した。
 種市会長はオスプレイの小川原湖上空飛行に関し「絶対にあってはならない。通知もなくやっていることは問題外だ」と米軍への批判を強めた。
 連合会は米軍三沢基地周辺の三沢市内51町内会で構成し、同日は「騒音や危険を増幅する基地機能強化反対」など6項目を求め、三村知事に陳情書を提出した。
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