[2019_03_14_03]低レベル廃棄物容器 塗装膨らみなど確認 原燃受け入れ分(東奥日報2019年3月14日)
 
 日本原燃は13目、中部電力浜岡原発(静岡県)から昨年3月に受け入れた低レベル放射性廃棄物ドラム缶2本に塗装の膨らみや水滴の付着があったと発表した。放射能測定の結果、測定器で検出可能な数値を下回っており、外部環境への影響はないという。
 原燃が同原発から受け入れた低レベル放射性廃棄物を巡っては昨年4月と5月、受け入れた960本のうち2本に塗装の剥がれや水滴の付着があることを確認。詳細な調査を行うため、同原発に返送した。
 受け入れから1年がたつことから、原燃が残りの958本の外観を再度目視で確認したところ底部に直径約1ミリの塗装の膨らみがあるドラム缶と、直径約2ミリの水滴が付着したドラム缶があった。原燃は準備が整い次第この2本を同原発へ返送し、中部電力が詳細な調査を行う。(山内はるみ)
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