[2016_11_03_03]東通原発1号機のケーブルに油にじみ 東北電(東奥日報2016年11月3日)
 
 東北電力は2日、東京電力の送電ケーブル火災による大規模停電を受け実施した保守点検で、東通原発1号機内の送電ケ一ブルで絶縁油の微量のにじみを1カ所確認したと発表した。絶縁性に影響はないという。
 にじみがあったケーブルは直径15センチ、長さ500メートル。油を染みこませた紙を巻き付けて絶縁体にし、さらに不燃性のテープで覆った構造になっている。
 東北電によると、10月27日の社内点検でテープに縦5センチ、横10センチ程度の油にじみがあるのを確認した。ケーブル内の油圧、油量は維持されており、安全性に問題はないという。
 油にじみの原因は調査中で、不燃シートで応急処置をしている。(阿部泰起)
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