[2017_06_08_01]大洗・原研での重大被曝事故/速報 肺から最大2万2000ベクレルという放射性物質(プルトニウム239)が検出 渡辺悦司(市民と科学者の内部被曝問題研究会(たんぽぽ舎2017年6月8日) |
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茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の核燃料の研究施設で6月6日にあった従業員の被曝トラブルでは、肺から最大2万2000ベクレルという放射性物質(プルトニウム239)が検出されたと報道されています。 原研自身の発表 NHKの報道 これは、福島第一原発事故の「被害ゼロ論」を拡散して回っている、例の量子科学技術研究開発機構執行役員の明石真言氏が「国内では私は聞いたことがなく大きな値だ」というほど深刻な被曝です(上記NHKニュース)。 NHKは「どのくらい被ばくしているかはまだわかっておらず」と伝えていることからしても、被曝量はさらに大きいものと思われます。 被曝した職員は専門医療機関(放医研)に搬送されたそうですが、政府や推進派側からの報道操作や事実隠しが入る可能性があり、今後の展開に最大限の注意をする必要があります。 いずれにしろ大変な被曝事件であることだけは間違いありません。 ※関連記事紹介(「新聞より」にも別記事掲載) ◎大洗被ばく 貯蔵容器26年間未開封 規制委「不適切ではないと機構説明」 体内へ総量36万ベクレルか 50代職員 日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の燃料研究棟で、粉末の核燃料物質を点検中の作業員が被ばくした事故で、この粉末を原子力機構が26年間にわたり未開封のまま保管していたことが分かった。 (後略) (6月8日東京新聞夕刊1面より抜粋) ◎作業員全員の肺からプルトニウム検出 原子力機構が発表 朝日新聞デジタル6/7(水)17:57配信 |
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