[2023_06_10_02]大間原発の安全審査 入力ミス「誠に残念」 電源開発現地本部長(東奥日報2023年6月10日)
 
参照元
大間原発の安全審査 入力ミス「誠に残念」 電源開発現地本部長

 電源開発(Jパワー)の倉田一秀大間現地本部長は9日の大間町議会大間原発対策特別委員会で、データの入力ミスにより原子力規制委員会の同原発の安全審査が中断していることについて、「(審査に)非常に時間を要しており、誠に残念かつ大変申し訳なく思っている」と述べた。
 同特別委では、同社担当者が入力ミスの判明経緯や原因分析の結果を2月の審査会合で説明したことのほか、これまでに原子力規制庁とのヒアリングを2回行ったことなどを報告した。
 経緯などに関する委員からの質問に対し、倉田本部長は「今後の審査にしっかり臨み、一日も早い本格工事の開始などに向け、やれることを全力で取り組んでいく」と述べた。
 一方、同日は風間浦村議会大間原発対策特別委も行われ、同原発の建設差し止め訴訟を提起している函館市の市長が代わった影響を委員が質問。倉田本部長は「市としてやっていることなので(対応は)変わらないと思っている」と答えた。
 (川越真也、熊谷慎吉)
KEY_WORD:大間_断層深さ誤入力_:OOMA_: