[2021_06_24_06]島根県の丸山知事が原子力規制庁で原発の安全対策に関する要望活動 「分かりやすい説明」求める(BSS山陰放送2021年6月24日)
 
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島根県の丸山知事が原子力規制庁で原発の安全対策に関する要望活動 「分かりやすい説明」求める

 島根県の丸山達也知事は24日、東京都港区の原子力規制庁を訪問し、全国知事会などを代表して要望活動を行いました。
 丸山知事は24日午前、原子力規制庁の荻野徹長官を訪ね、全国知事会や原発の立地道県がまとめた原発の安全対策などに関する提言書を手渡しました。
 提言書では、政府が福島第一原発事故の風評対策に全力で取り組むことなどのほか、新しい規制基準や適合性審査の結果などについては、原子力規制委員会が国民や関係自治体に丁寧に説明することなどを求めています。
 また、23日に再稼働に向けた審査に実上合格となった島根原発2号機については、今後、正式に合格となった場合、県民や自治体へ分かりやすい説明をするよう求めました。

原子力規制庁 荻野徹長官
 「最後の最後まで厳格な審査を行い、一定の判断を行った際には、ご要望頂いたような審査結果について丁寧に説明したい。」
 島根原発2号機を巡っては、今後、市民からの意見募集などを行い、正式に合格となる見通しですが、再稼働には立地自治体の島根県と松江市の同意が必要なほか、30キロ圏内の住民の避難計画も課題となっています。
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