[2020_03_24_04]最大300人が情報収集…女川原発事故発生時の拠点「女川オフサイトセンター」再建〈宮城〉(仙台放送2020年3月24日)
 
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最大300人が情報収集…女川原発事故発生時の拠点「女川オフサイトセンター」再建〈宮城〉

 東日本大震災の津波で全壊した、女川原子力発電所の事故発生時の拠点施設「女川オフサイトセンター」が再建され、3月24日、内部が公開されました。
 「オフサイトセンター」は、原発で事故が発生した際の拠点施設で、全国22カ所に設置されています。
 新しい女川オフサイトセンターは鉄筋コンクリート造りの3階建てで、高台に整備され、震度7の揺れにも対応する免震構造となっています。

記者リポート
 「女川原発で事故があった際中心となるのがこちら2階フロアです。最大300人が情報収集などの活動にあたります」
 広さおよそ930平方メートルの2階フロアでは、県やUPZ圏内の7市町、東北電力などの関係者が情報の共有や対応を検討します。
 また、内閣府や原子力規制庁など48カ所の関係機関とテレビ会議ができるシステムも備えています。

県原子力安全対策課 長谷部洋 課長補佐
 「ようやく再建して新たな防災体制が構築できたと思っていますので、今後も原子力防災にしっかりと取り組んでいく」

「女川オフサイトセンター」は4月1日から正式に運用を開始します。
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