[2017_05_25_03]大飯原発審査合格 関電は「緊張感を」 規制委員長(東奥日報2017年5月25日)
 
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 関西電力大飯原発3、4号機(福井県)が再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査に合格したことについて、田中俊一委員長は24日の記者会見で、関電による原発関連のトラブルが続いていることに触れ「地元の信頼が落ちている。緊張感を持って取り組んでほしい」と述べた。
 大飯原発の基準地震動(耐震設計の目安となる揺れ)に過小評価の疑いがあるとする島崎邦彦前規制委員長代理の指摘に関しては、改めて安全性に問題はないとの見解を示した。
 大飯3、4号機の合格で、先行していた加圧水型原発の審査は一段落し、今後は東京電力福島第1原発と同型で、1基も合格していない沸騰水型の審査が焦点となる。
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