[2012_12_17_01]「人間の鎖」 「グレーは黒だ!」活断層上の大飯をすぐ止めろ(かけはし2012年12月17日)
 
[テキスト文]
 12月7日午後5時半から、原子力規制委員会を監視する有志市民(福島老朽原発を考える会、国際環境NGO Foe Japan、原発を考える品川の女たち、プルトニウムなんていらない!東京、再稼働反対!全国アクション、福島原発事故緊急会議の各団体と個人)と再稼働阻止全国ネットワークが呼びかけて、「グレーは黒だ! 活断層の上の大飯を止めろ! 規制委員会ヒューマンッチェーン」が行われた。
 (中略)こうした中で行動が始まった。大飯原発直下の破砕帯が活断層である可能性が強くなっている。11月2日に実施された大飯原発の断層調査を踏まえて、調査団は「活断層であることを否定できない」点で一致した。国が定めた「発電用原子炉施設の耐震安全性に関する安全審査の手引き」では、活断層であることが否定できない場合ほ、活断層とすべし、としており、また「いずれかの調査方法によって、耐震設計上考慮する活断層が存在する可能性が推定される場合には、他の手法の調査結果も考慮し、安全側の判断を行うこと」とも書いている。
 つまり「活断層が存在する可能性」という「グレーの判断」は「黒」として取り扱うべきなのであり、稼働中の原発は運転停止・廃炉にしなければならないのだ。
KEY_WORD:OOI_:原子力規制委員会:関西電力:大飯原発3、4号機:原子力規制委員会を監視する有志団体:活断層であることを否定できない