【記事88810】大規模事故には現行の業務上過失致死傷罪は不十分 原因究明と再発防止に両罰規定の導入を 郷原伸郎氏(弁護士)(VOICE_NEWS2019年9月21日)
 
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大規模事故には現行の業務上過失致死傷罪は不十分 原因究明と再発防止に両罰規定の導入を 郷原伸郎氏(弁護士)


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 ゲスト 郷原信郎氏(弁護士)
番組名 インタビューズ(2019年9月21日)
 東京電力福島第一原発事故をめぐり旧経営陣3人が業務上過失致死傷で強制起訴されていた裁判で、東京地裁が無罪判決を下したことについて、郷原弁護士に判決への評価と業務上過失致死傷罪の組織罰規定導入の必要性などについて聞いた
 郷原氏は今回の判決はあれだけの事故が起きても、その責任を個人に帰することが困難であるという現行制度の限界を示唆していると指摘した上で、高度に技術が進んだ今日、大規模事故の原因を究明し公正に責任を追及するためには、法人の責任を問えない現行の業務上過失致死傷罪では不十分であるとして、現行法に特別法として組織罰の条項を加える必要性を強調した。

出演者 神保哲夫
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