[2021_03_17_04]問われる東京電力の“適格性” 「開いた口がふさがらない」 原発容認派からも厳しい声【新潟】(NST新潟総合テレビ2021年3月17日) |
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柏崎刈羽原発で新たに発覚した、侵入検知設備の故障に関する問題。 原子力規制委員会は東京電力に対し、核防護の安全に関わる4段階評価で最も深刻な「赤」の暫定評価を示しています。 これには、再稼働容認の立場を表明してきた市長も。 【柏崎市・桜井雅浩市長】 「今までの積み重ね、もしくは時間の経過といったものがリセットされてしまった。今の気持ちは喪失感というんですかね…」 そして再稼働推進の立場を貫いてきたはずの村長も今回ばかりは。 【刈羽村・品田宏夫村長】 「解決できなければ一巻の終わりということ」 もちろん県議会でも、東京電力を擁護する言葉は一切ありません。 【自民党県連 小野峯生 幹事長】 「開いた口が塞がらない。結果次第では東電には原発を運転できないさせないということが、社会の常識になるのではないか」 【未来にいがた 小山芳元 代表】 「県民は再稼働無理だと、みんな心の中で思ったのではないか。だから潔く再稼働しないという方向に東電は舵を切るべき」 【共産党 遠藤玲子 県議】 「再稼働はない。再稼働はあり得ない。そして廃炉の方向しかないというような方向だと思う」 原発の立地地域選出の議員も、地元の安全を揺るがす事態に語気を強め、批判します。 【未来にいがた 池田千賀子県議】 「不正侵入の事実はなかったといっても、じゃああったらどういうことになっていたのか。再稼働は相当遠のいたと言わざるを得ない」 【自民党 与口善之 県議】 「ほかの原発を運転している事業者は、今の所こういう事がないわけなので、マイナスからのスタートにならざるを得ない」 原発事故の当事者であるにも関わらず、変わらない企業体質。 【花角知事】 「東京電力の原子炉を的確に運転する能力にますます疑問符が付く」 地元のこの疑問が消える日はくるのでしょうか。 |
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