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●初めに
 
 以下の記事一覧は汚染水(政府が言うには処理水)関連の記事の中から、「多核種除去設備(ALPS、ALPS、アルプス)」をキーワードとするもの抜粋です。記事総数は83件です。ご参考になさってください。元となった汚染水関連の記事一覧は コチラ(記事総数:462件) です。

●多核種除去設備(ALPS、ALPS、アルプス)の概要
 
 東京電力のHPの 「汚染水の浄化処理」 には、「汚染水に含まれる放射性物質によるリスクを低減させるため、まずは、セシウム吸着装置を使い、汚染水に含まれる放射性物質の大部分を占めるセシウムとストロンチウムを重点的に取り除きます。その後、多核種除去設備(ALPS)で処理することによって、トリチウム以外の大部分の放射性核種を取り除くことができます。 」とあります。
 以下の図はHPにある 「汚染水の浄化処理」 の縮小版です。


 
●記事一覧

 
(1)処理後の汚染水保管 貯水槽再活用検討を 規制委、東電に要求
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 原子力規制委員会の更田豊志委員は5日、東京電力福島第1原発の汚染水対策を検討する作業部会で、汚染水を多核種除去設備(ALPS)で処理した後の保管先として、昨年4月の漏えいトラブルで使用を取りやめた地下貯水槽の本格的な再活用を検討するよう東電に求めた。
 第1原発では汚染水の保管先が切迫しタンクに満杯近くまで入れており、地震時に水面が波打ってあふれる懸念などがでている。
 東電は作業部会で、タンク増設などで年末までに汚染水の水位を下げる方針を掲示したが、更田委員は「高濃度汚染水をタンクにいっぱい入れるより、環境への影響が少ない処理済み水を貯水槽に移す方が安全ではないか」と述べ、東電側に対策の前倒しを求めた。
 
処理後の汚染水保管 貯水槽再活用検討を 規制委、東電に要求 東奥日報  2014/03/06

 
(2)福島第1・放射性物質除去設備ALPS 廃棄物課題 最終処分方法決まらず
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 東京電力福島第1原発では事故以降、さまざまな廃棄物が発生している。中でも汚染水対策の切り札とされる「多核種除去設備(ALPS)」から出る廃棄物の処理は大きな課題だ。廃炉に必要な技術の研究を担う国際廃炉研究開発機構(IRID)が処分に向けた技術開発に取り組む。
 ALPSはトリチウムを除く62核種の放射性物質を汚染水から取り除くことができる。A〜Cの3系統がフル稼働すると1日約750トンの汚染水を処理できるとされ、4月以降の本格稼働を目指している。
 
福島第1・放射性物質除去設備ALPS 廃棄物課題 最終処分方法決まらず 東奥日報  2014/03/16

 
(3)汚染水浄化できず 設備3系統を停止 福島第1原発
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 東京電力は18日、福島第1原発で試運転が続く汚染水処理設備「多核種除去設備(ALPS)」で、3系統のうち1系統で汚染水が浄化できていない異常が分かり、3系統全ての処理を停止したと発表した。
 東電によると、1系統の出口で17日採取した水に含まれるベータ線を出す放射性物質が、1リットル当たり数千万ベクレル程度と高濃度だったことが18日に判明。通常、処理後は数百ベクレル程度に下がるという。この系統は、フィルター洗浄のため停止していたが、東電は念のため残り2系統も止めて処理能力を確認している。
 
汚染水浄化できず 設備3系統を停止 福島第1原発 東奥日報  2014/03/19

 
(4)第1原発・除去設備の未浄化水、地上タンク21基に流入
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東京電力福島第1原発の汚染水から62種類の放射性物質を取り除く多核種除去設備ALPSで汚染水を浄化できていなかった問題で、東電は19日、ALPSで処理した水を貯蔵した地上タンク21基の全てに高濃度の汚染水が流れ込んだことを明らかにした。(後略)
 
第1原発・除去設備の未浄化水、地上タンク21基に流入 福島民友  2014/03/20

 
(5)福島原発汚染水 浄化完了一層困難に ALPS本格運転厳しく
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 敷地内の汚染水を来年3月までに浄化するとの目標は、昨年9月に安倍晋三首相が第1原発を視察した際に、東電の広瀬直己社長が表明した。達成には汚染水を1日当たり1960トン処理しなければならない計算で、ハードルは極めて高い。
 試運転中のALPSは3系統がフルに運転すると1日で約750トンを処理できるとされ、東電は同規模の設備を増設する方針。さらに国の補助を受けて整備する「高性能ALPS」も導入、今年10月以降、計3設備で処理量を増やす計画だ。
 
福島原発汚染水 浄化完了一層困難に ALPS本格運転厳しく 東奥日報  2014/03/24

 
(6)原発地下水放出 対策本番はこれからだ
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 今後の主要な汚染水対策は、トリチウム以外の放射性物質を取り除く多核種除去装置「ALPSアルプス」と原子炉建屋周囲の地盤を凍らせて地下水の流入を止める「凍土遮水壁」だ。しかし、アルプスはトラブル続きで本格稼働が見通せない。アルプスが稼働してもトリチウムを含む水は残る。海洋放出も検討されているが、漁業者などの同意に加え、国際社会の理解が欠かせない。凍土遮水壁完成は15年度だ。
 
原発地下水放出 対策本番はこれからだ 毎日新聞  2014/03/27

 
(7)福島第1ALPSで汚染水処理また停止
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 東京電力は27日、福島第1原発の汚染水処理設備「多核種除去設備(ALPS)」で試運転中の2系統のうち1系統で、水が白く濁っていることが分り、処理を停止したと発表した。東電が原因を調べている。
 
福島第1ALPSで汚染水処理また停止 東奥日報  2014/03/28

 
(8)1系統の水が白濁 ALPSまた停止 福島第1
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 東京電力は17日、福島第1原発の汚染水処理施設「多核種除去設備(ALPS)」で、試運転中の2系統のうち1系統の水が白く濁っているのが見つかり、処理を停止したと発表した。原因は調査中。
 東電によると、毎日実施している処理中の水のサンプリング調査で、カルシウム濃度が通常より高くなり、水が白濁していることが分かった。
 
1系統の水が白濁 ALPSまた停止 福島第1 東奥日報  2014/05/18

 
(9)ALPS全系統停止 処理中の汚染水白濁
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東京電力は二十日、福島第一原発で試運転中の新型の汚染水除染装置「ALPSアルプス」で、三系統あるうち唯一動いていた系統でも処理中の水が白く濁っているのが見つかり、処理を止めたと発表した。ほかの二系統は既にトラブルを起こして停止中で、全系統で処理が止まった。(後略)
 
ALPS全系統停止 処理中の汚染水白濁 東京新聞  2014/05/20

 
(10)消えぬ風評への不安 福島第1、地下水海洋放出
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 東電は多核種除去設備ALPSアルプスでも除去できない放射性物質のトリチウムについて、1リットル当たり1500ベクレル以下という放出基準を設けた。国の基準の40分の1に相当する。
 
消えぬ風評への不安 福島第1、地下水海洋放出 河北新報  2014/05/22

 
(11)トリチウム分離 政府技術検証へ 福島原発汚染水
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 事業者が提案する技術に関し、トリチウム分離の処理能力に加え、設備の建設や維持に必要な費用を検証する。第1原発の多核種除去設備(ALPS)で浄化後もトリチウムが残る水の扱いについて、経産省は方針を決めておらず、今回の事業の成果を今後の議論に反映させるとしている。説明会には国内外の事業者などの約60人が参加。「第1原発の敷地から処理後の水を他の自治体に持ち出すのは難しい」「実施期間が短すぎる」との指摘もあった。
 
トリチウム分離 政府技術検証へ 福島原発汚染水 東奥日報  2014/06/04

 
(12)凍土遮水壁の工事着手 建屋の汚染水減らす効果 来春から運用
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Q ほかの汚染水対策は進んでいますか。
A 汚染される前の地下水をくみ上げ、海に放出する「地下水バイパス」の運用も5月に始まりましたが、効果はまだ分かりません。汚染水を浄化する「多核種除去設備(ALPS)」もトラブルが続いています。
 
凍土遮水壁の工事着手 建屋の汚染水減らす効果 来春から運用 東奥日報  2014/06/07

 
(13)氷の壁十分凍結せず止水材投入へ・福島第1
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汚染水対策として、建屋に流入する前の地下水をくみ上げて海洋放出する「地下水バイパス」を実施しているほか、流入を防ぐ「凍土遮水壁」の設置工事を6月に始めた。汚染水浄化のための「多核種除去設備ALPS」は本格稼働が遅れている。
 
氷の壁十分凍結せず止水材投入へ・福島第1 河北新報  2014/08/20

 
(14)高性能ALPSで汚染水50リットル漏えい 福島第1原発
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 東京電力は2日、福島第1原発敷地内の汚染水処理設備「高性能ALPS」で配管から汚染水約50リットルが漏えいしたと発表した。外部への流出はないという。汚染水処理を中断し、原因を調べている。東電によると、2日午前11時20分ごろ運転を始めたところ、配管の空気を抜く部分から汚染水が漏れた。社員がすぐに気づき停止した。
 
高性能ALPSで汚染水50リットル漏えい 福島第1原発 東奥日報  2015/11/09

 
(15)特定原子力施設監視・評価検討会(第44回)会議資料
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特定原子力施設監視・評価検討会(第44回)会議資料 規制委  2016/07/19

 
(16)特定原子力施設監視・評価検討会(第44回)議事録
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 それと、タンクをつくるには、建設のスピードというものがありますので、溶接タンクの増設にあわせたALPS処理量となるため、万が一、地下水流入抑制効果の発現が遅れる場合には、タンクの貯留水、あるいは建屋の滞留水等のALPS処理が長期化して、これも廃炉作業の長期化に影響することが考えられます。
 
特定原子力施設監視・評価検討会(第44回)議事録 規制委  2016/07/19

 
(17)規制委 汚染水処理加速を指示 福島第1 東電に、津波備えで
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 規制委は、トリチウム以外の放射性物質を除去した処理済み水を薄めて海洋放出するよう求めているが、東電は地元の了解を得られず、タンクにため続けている。規制委は、タンク不足から多核種除去設備(ALPS)などの稼働率が低迷していることを問題視。建屋地下からくみ出した汚染水を、ALPSなどを通した後に建屋地下へ戻せば濃度が低下し、リスク低減になるとしている。
 
規制委 汚染水処理加速を指示 福島第1 東電に、津波備えで 東奥日報  2016/07/20

 
(18)<震災5年半>凍土壁 効果確認できず
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 多核種除去設備「ALPS」でもトリチウムは取り除けず、汚染水は当面、地上タンクにため続けなければならない。廃炉の「本丸」であるデブリ取り出しも、建屋の地下水位の低下が前提条件だ。
 
<震災5年半>凍土壁 効果確認できず 河北新報  2016/09/10

 
(19)技術力にも疑問符… 政府に見放される東芝、とって代わる「野武士」日立の躍進
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 福島第1原発で東芝の技術が最も活用されているのは、原子炉を冷やした水から放射性セシウムを除去する浄化装置だ。また、62種類の放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)も、当初は東芝製が使われていた。
 だが、東芝製ALPSは性能が不十分と指摘され、途中から日立製作所の高性能ALPSが配備された。
 
技術力にも疑問符… 政府に見放される東芝、とって代わる「野武士」日立の躍進 産経新聞  2017/04/14

 
(20)「海洋放出」に波紋 第1原発トリチウム水、増え続け処分に苦慮
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 6日現在で約77万トン、タンク約600基の処理水が保管されている。事故後建屋内に流入する地下水が汚染水と混じり、それをALPS(多核種除去設備)で処理した水が増え続ける。
 
「海洋放出」に波紋 第1原発トリチウム水、増え続け処分に苦慮 福島民友  2017/07/16

 
(21)「汚染水処理」で剥げ落ちた「東電」「規制委」トップのメッキ
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トリチウムは弱いベータ線を出す放射性物質で、半減期は12.3年。自然界にも存在するが、原子炉内の核分裂などによっても生じる。水と性質が似ており、フクイチの事故後に汚染水から放射性物質を取り除くために設置されたALPS(多核種除去設備)でも除去できない。
 
「汚染水処理」で剥げ落ちた「東電」「規制委」トップのメッキ 新潮社  2017/09/11

 
(22)<福島廃炉への道>台風降雨で水位監視できず 井戸からのくみ上げを一時停止
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20日 多核種除去設備「ALPS」で吸着したセシウムを含む液体を入れた容器「HIC」の保管設備で漏えい検知器が作動。コンクリート製の保管設備に水たまりが見つかった。水たまりの表面線量は毎時2マイクロシーベルトで廃液の漏えいはなく、東電は雨水などが染み込んだと判断した。
 
<福島廃炉への道>台風降雨で水位監視できず 井戸からのくみ上げを一時停止 河北新報  2017/11/07

 
(23)汚染水処理が停止 原発事故後初装置変圧器に異常か 第一原発
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 東京電力は7日、福島第一原発の建屋地下にたまる高濃度汚染水から放射性セシウムなどを取り除く処理装置「サリー」が停止したと発表した。セシウム除去は2台の処理装置で実施しているが、もう1台の「キュリオン」は点検作業中のため使用できない。セシウムを除去しなければ大半の放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)に移送できない仕組みになっており、セシウム吸着装置の停止によって汚染水処理が止まったのは原発事故後初めて。
 
汚染水処理が停止 原発事故後初装置変圧器に異常か 第一原発 福島民報  2018/02/08

 
(24)更田原子力規制委が東電に迫る「踏ん切り」
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 東電と国はセシウム吸着装置としてフランス製「アレバ」、アメリカ製「キュリオン」、そして国産の東芝製「サリー」と次々に新装置を開発してセシウムを分離することに成功する。その2年後には決定打として62種類もの核種を取り除く世界初の多核種除去設備「アルプス」、さらに1年半後に「高性能アルプス」を導入
 
更田原子力規制委が東電に迫る「踏ん切り」 FACTA  2018/06/29

 
(25)長寿命の放射性物質が残留 福島第一の浄化水
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 過去には、ALPS導入当初に浄化性能が安定しないまま運転していた時期もあり、当時はさらに濃度が高かったとみられるが、東電は「詳細は集計していない」と説明。八月時点で保管中のトリチウム水は約九十二万トンに上るが、約六百八十基のタンクごとの放射性物質濃度も「調べていない」としている。
 
長寿命の放射性物質が残留 福島第一の浄化水 中日新聞  2018/08/20

 
(26)長寿命の放射性物質が残留 福島第一の浄化水
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 東電によると、二〇一七年度に汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化した後に測定した結果、半減期が約千五百七十万年のヨウ素129が一リットル当たり最大六二・二ベクレル検出され、法令基準値の同九ベクレルを上回っていた。
 
長寿命の放射性物質が残留 福島第一の浄化水 中日新聞  2018/08/21

 
(27)トリチウム水 実際には他の放射性物質が1年で65回も基準超過
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 多核種除去設備で取り切れていない放射性物質があることについて記者会見で質問すると、「敷地境界での放射線量を年間1ミリシーベルト以下にすることが目標だった」のであり、すべてを告示濃度限度以下にすることではないと繰り返した。だからその目標に合わせて、放射性物質を低減する吸着材の交換頻度を調整していた。
 
トリチウム水 実際には他の放射性物質が1年で65回も基準超過 ヤフーNEWS  2018/08/27

 
(28)トリチウム水「放出反対」 福島の漁業者ら多数 初の公聴会
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 福島第一原発で発生し続けている汚染水は、放射性セシウムやストロンチウムなどを除去後、さらに多核種除去設備(ALPS(アルプス))で浄化。ただし、水とほとんど性質が同じトリチウムは取り除けない。また、トリチウム以外の放射性物質も法令の排水基準を上回るレベルで残っている。
 
トリチウム水「放出反対」 福島の漁業者ら多数 初の公聴会 東京新聞  2018/08/30

 
(29)<福島第1>公聴会終了 トリチウム水処分、長期保管含め議論へ
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 郡山市商工会議所での公聴会では、汚染水を多核種除去設備(ALPS)などで処理した水にトリチウム以外の放射性物質も残っている問題に関し「議論の前提が崩れた」と訴える人が相次いだ。
 郡山市から札幌市に避難する会社員鈴木則雄さん(60)は「ALPSでどこまで再処理するかが示されないと意見の出しようがない」と疑問視。
 
<福島第1>公聴会終了 トリチウム水処分、長期保管含め議論へ 河北新報  2018/09/01

 
(30)東電、2月からトリチウム水保管タンクの放射性物質測定 従来の説明と異なる
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 東電はこれまで、トリチウム以外の放射性物質の大半を取り除く多核種除去設備(ALPS)の出口で処理水の濃度を計測しているが、タンクは未調査と説明。今月3日の定例記者会見では「政府の要請があれば測定する」との意向を示していた。
 処理水の処分方法を検討している国の小委員会が8月末に開いた初の公聴会も、タンクの濃度測定が未実施の前提で進められた。
 
東電、2月からトリチウム水保管タンクの放射性物質測定 従来の説明と異なる 河北新報  2018/09/22

 
(31)タンク水75万トン基準超 福島第一、放射性物質を再浄化へ
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 福島第一で発生する汚染水は、放射性セシウムやストロンチウムなど大半の放射性物質を多核種除去設備(ALPS(アルプス))で浄化処理している。東電は、水から分離が難しいトリチウム以外は、除去できているとしてきた。
 
タンク水75万トン基準超 福島第一、放射性物質を再浄化へ 東京新聞  2018/09/29

 
(32)経産省が放出をもくろむ福島原発トリチウム水の危険性
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 しかし、問題なのはトリチウムだけではなかった。ALPSで除去できると東電が主張していたヨウ素129など、複数の放射性物質が、17年度だけで60回も放出限度の数値を超えて汚染水内に残っていたことが、明らかになった(8月19日共同通信、8月23日河北新報の報道による)。
 前出の西尾医師は「ヨウ素129が体内に取り込まれれば、甲状腺がんの原因になりうる」と危惧する。
 
経産省が放出をもくろむ福島原発トリチウム水の危険性 女性自身  2018/10/01

 
(33)説明不備に「不満」噴出 トリチウム含む処理水巡り東京電力へ
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 東電は、8月時点で約88万7000トンあった多核種除去設備(ALPS)で処理後の水のうち、トリチウム以外の放射性物質濃度が排水の基準値を上回っているものが約8割の75万トンに上ると推定。小委で初めて説明した東電福島第1廃炉推進カンパニーの松本純一廃炉推進室長は「データ公開の方法に不十分な点があった」と不備を認めた。
 
説明不備に「不満」噴出 トリチウム含む処理水巡り東京電力へ 福島民友  2018/10/02

 
(34)<福島廃炉への道>除去設備などで水漏れ相次ぐ
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8日 増設多核種除去設備(ALPS)から処理中の水約10リットルが漏れた。9日にも同じ場所から同量が漏れ、21日と25日には既設ALPSで処理中の水が漏れた。
 
<福島廃炉への道>除去設備などで水漏れ相次ぐ 河北新報  2018/10/04

 
(35)クレーン不具合もトリチウム汚染水も無責任に批判し 糊塗する更田委員長
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○トリチウム汚染水について頬かむり
 一方で、トリチウム汚染水について他核種に基準オーバーが多発し東電が自然環境に放出する場合には二次処理をする意向を明らかにした。
 ところが、更田委員長が5月30日に東電トップに海洋放出を主体的にやれと執拗に迫ったことには知らん顔。おまけに「貯蔵している状態での濃度を問題にしてみても、これは議論の方向が少しあらぬ方向へそれていると認識をしています。」とALPSでトリチウム以外の核種も処理できていないことの問題を隠そうとする。
 
クレーン不具合もトリチウム汚染水も無責任に批判し 糊塗する更田委員長 たんぽぽ  2018/10/11

 
(36)安易な「海洋放出」ではなく、根本的な技術開発を
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 浄化済みの汚染水にトリチウム以外の放射性物質が含まれていたことについて東電は、初期のALPSには不具合や性能不足があったこと、できるだけ長時間、ALPSを稼働させようと放射性物質を取り除く吸着剤の交換頻度を少なくした、などを原因として指摘している。時間と費用がかかっても、安全第一で疑いのある汚染水には再度ALPSを稼働して放射性物質を除去すべきだろう。
 
安易な「海洋放出」ではなく、根本的な技術開発を ソクラ  2018/10/30

 
(37)汚染処理水、処分後に測定
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 この日の会合で小委の事務局は、ALPSでも除去できないトリチウムについて、安全性確認のため処分前と後で周辺環境や農作物、水産物の濃度を測定し、結果を公表することを提案。基準値を上回った場合、放出停止などの対応を検討するとした。
 
汚染処理水、処分後に測定 共同通信  2018/12/28

 
(38)汚染処理水、処分方法絞りに遅れ 福島第1原発、小委が開かれず
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東京電力福島第1原発の汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化処理した後にタンクで保管を続けている水を巡り、政府による処分方法の絞り込みが大幅に遅れていることが7日、分かった。(後略)
 
汚染処理水、処分方法絞りに遅れ 福島第1原発、小委が開かれず 共同通信  2019/03/07

 
(39)廃炉作業、待ち受けるのはいばらの道「汚染水もう置き場なし」
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今も毎日100トン近い汚染水が発生する。その汚染水から、浄化装置「ALPS(アルプス)」で放射性物質を除去するが、トリチウムなどが入った「処理水」が増えていく。
 
廃炉作業、待ち受けるのはいばらの道「汚染水もう置き場なし」 アエラ  2019/03/12

 
(40)建屋全体を強固な構造で覆い上部をふさぐ工事が必要_山崎久隆
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 建屋には地下水と雨水と冷却用に投入している水が流入し、その一部は環境中に流出、そして大部分は吸い上げられてアルプス(トリチウムを除く放射性物質を低濃度まで除去する設備)を通して再度「冷却に使用」されるラインと、タンクへ貯蔵されるラインに振り分けられる。このうちの後者が「トリチウム汚染水」だ。
 
建屋全体を強固な構造で覆い上部をふさぐ工事が必要_山崎久隆 たんぽぽ  2019/03/15

 
(41)<福島第1>ALPS処理水100万トン超え タンク容量の上限迫る
TOP
東京電力は18日、福島第1原発の汚染水を多核種除去設備「ALPS」(アルプス)で処理した水の保管量が100万トンを超えたと発表した。設置可能なタンク容量の上限とされる137万トンにじわじわと迫っている。(後略)
 
<福島第1>ALPS処理水100万トン超え タンク容量の上限迫る 河北新報  2019/03/19

 
(42)福島第1原発 処理水、迫る限界 タンク容量あと5年
TOP
 一方で、汚染水浄化の取り組みも進めている。まず「キュリオン」「サリー」と呼ぶ装置で放射性セシウムなどを除去、さらに62種類の放射性物質を取り除ける多核種除去設備「ALPS(アルプス)」で浄化する。しかし水素と化学的性質がほとんど同じで、水の中にあれば技術的に除去困難なのが放射性トリチウムだ。浄化後の処理水にはどうしても含まれる。
 
福島第1原発 処理水、迫る限界 タンク容量あと5年 毎日新聞 2019/05/13

 
(43)処理水タンク、22年夏限界 東電試算 福島第一増量は困難
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東京電力福島第一原発では、溶け落ちた核燃料がある1〜3号機の建屋内に注ぐ冷却水と、流れ込んだ地下水が混ざって高濃度汚染水となり、増え続けている。汚染水は多核種除去設備(ALPS)で浄化処理しているが、放射性物質のトリチウムは除去できない。
 
処理水タンク、22年夏限界 東電試算 福島第一増量は困難 東京新聞  2019/08/09

 
(44)破綻しつつある!アルプス(多核種除去設備)処理水問題
TOP
ハ.東電はトリチウム以外の核種についてデータを公表していないがアルプス処理水(核種除去設備等処理水)処分それ自体が破綻していると見なければならないのではないか?山本委員長が「長期保管を求める県民の声に沿う姿勢を示した」という報道もここから出ているのではないかと判断する。
 
破綻しつつある!アルプス(多核種除去設備)処理水問題 たんぽぽ  2019/09/03

 
(45)東京電力「トリチウム水海洋放出問題」は何がまずいのか? その論点を整理する 牧田寛
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 もともとこの「トリチウム水」は、2013年内には海洋放出によって処分することが考えられていましたが、ALPSの開発の大きな遅れやトリチウム以外の核種の残留などで延び延びになり、2018年の現時点では敷地の余裕がわずかとなり切羽詰まった状態にあります。
 
東京電力「トリチウム水海洋放出問題」は何がまずいのか? その論点を整理する 牧田寛 ハーバービジネスオンライン  2019/09/04

 
(46)福島第一原発のアルプス処理水問題は事実上破綻 「長期陸上保管」しか道はない!
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 ここではアルプス処理水の80%は告示濃度(国の環境放出の基準レベル)を満たしておらず、二次処理(再処理しトリチウム告知濃度以下)にしなければ、放出できない現状とトリチウムの危険性を考えてみる。
 第一に、国・県・東電は「二次処理しなければ放出できない」ことを第72回・特定原子力施設監視・検討会(2018.9.7)の中で発言していることである。
 
福島第一原発のアルプス処理水問題は事実上破綻 「長期陸上保管」しか道はない! たんぽぽ  2019/10/30

 
(47)福島第1汚染処理水 25年処分開始なら16万トン分タンク不足 東電が試算
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 この日開かれた政府の小委員会で示した。汚染水を多核種除去設備「アルプス」で処理した水を巡っては、20年12月にタンクの増設場所がなくなり、22年夏ごろに満杯の約137万トンに達する見通し。タンクの容量は、多くが1基1000〜1200トン。
 
福島第1汚染処理水 25年処分開始なら16万トン分タンク不足 東電が試算 毎日新聞 2019/11/18

 
(48)福島第1処理水 海洋放出の利点を政府小委強調 大気放出も選択肢報告へ
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 第1原発で出た処理水には多核種除去設備「ALPS(アルプス)」で取り除けない放射性物質トリチウムが含まれ、構内のタンクにたまっている。タンクの容量は2022年夏ごろに満杯になるとみられる。
 
福島第1処理水 海洋放出の利点を政府小委強調 大気放出も選択肢報告へ 河北新報  2020/02/01

 
(49)福島第一原発放射能汚染水(ALPS処理水)はトリチウム以外の核種も基準超え 木村雅英
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◎ それにしても、本来トリチウムも他核種も総量で規制するべきであるのに、唯一の原子力規制行政の長が、トリチウムを海に流せというのもひどいが、大半が他の核種も告示濃度を超えていることを知りながら、ALPS処理水を海に流せと言って海洋放出の後押しをしたことは許されない。
 
福島第一原発放射能汚染水(ALPS処理水)はトリチウム以外の核種も基準超え 木村雅英 たんぽぽ  2020/02/03

 
(50)処理水タンク底部に沈殿物
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 東京電力福島第一原発では、汚染水を浄化処理した水を保管するタンクの底部に沈殿物がたまっていることが分かった。東電によると、沈殿物に含まれる放射性物質や濃度は不明。汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化した際に加えた薬剤による金属化合物とみられるが、今後調査する。
 
処理水タンク底部に沈殿物 東京新聞 2020/02/19

 
(51)IAEA事務局長 第一原発を視察
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 グロッシ氏は今回の視察で、汚染水からトリチウム以外の放射性物質を取り除く浄化システムなどの説明を受けた。多核種除去設備(ALPS)で処理した水に放射線測定器を近づけても周辺の空間線量と変わらないことも確認した。
 
IAEA事務局長 第一原発を視察 福島民友  2020/02/27

 
(52)福島第一原発の汚染処理水の海洋放出の知られざるリスク「サンデーモーニング」が指摘
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(東京電力 廃炉コミュニカーションセンター・木元崇宏副所長)
「最初の頃、ALPSを稼働させていろいろトラブルがありましたけど、トラブルがあった頃の水もたまっているのできれいになりきれなかった水がたまっているものもあります」
規制基準を上回る汚染処理水は今も全体の7割
 番組では処理された汚染水が規制基準の内にあるかどうかをグラフ化して示した。すると処理後も基準の100倍以上というものもあり、全体で7割が規制基準を超えていることがわかった。
 
福島第一原発の汚染処理水の海洋放出の知られざるリスク「サンデーモーニング」が指摘 ヤフーニュース  2020/03/09

 
(53)福島第1原発の巨大タンク密集 処理水保管の限界迫る
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 汚染水はまず「キュリオン」や「サリー」といった吸着装置で放射性物質のセシウムとストロンチウムが除去される。その後、多核種除去設備「ALPS(アルプス)」で他の62核種の大半を取り除く。
 
福島第1原発の巨大タンク密集 処理水保管の限界迫る 河北新報  2020/03/09

 
(54)福島ALPS処理水、海洋・大気放出は今後30年内で実施=東電が素案
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東京電力ホールディングスは24日、福島第1原子力発電所にたまり続けるALPS(多核種除去設備)処理水の処分方法について、海洋放出、大気放出を実施する場合「(廃炉期間の)30―40年を有効に活用する」(後略)
 
福島ALPS処理水、海洋・大気放出は今後30年内で実施=東電が素案 ロイター  2020/03/24

 
(55)原子力災害と感染症の拡散が同時発生する懸念 東京電力の汚染水対策を批判する 
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 東京電力は3月25日付けで「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会報告書を受けた当社の検討素案について」という文書を作成しているが、この文書の位置づけが分からない。
 「どのような処分方法であっても、法令上の要求を遵守することはもちろんのこと、風評被害の抑制に取り組む」としているが、その処分方法は「大気放出」「海洋放出」の二つしか書かれていない。
 このページ以降はいずれも「放出」前提の対策のみ記述されている。東電は放出以外の方法を検討していない。
 言うまでもなく地元をはじめ多くの人々が求めているのは放出しないで長期保管である。
 
原子力災害と感染症の拡散が同時発生する懸念 東京電力の汚染水対策を批判する  たんぽぽ  2020/04/20

 
(56)東電予測、原発処理水放出で放射性物質30キロ拡散
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 第1原発では、地下水や雨水が原子炉建屋に流れ込み、事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)に触れて汚染水となる。多核種除去設備(ALPS)などで主要な放射性物質を浄化処理するが、トリチウムは取り除けない。処理水として構内でタンクに保管しており、今年3月時点の総量は約119万トンで、トリチウム総量は約860兆ベクレル。
 
東電予測、原発処理水放出で放射性物質30キロ拡散 日刊スポーツ  2020/05/02

 
(57)福島第1原発処理水 農林水産団体、風評懸念し放出に反対
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 原発の汚染水は多核種除去設備「ALPS(アルプス)」で大半の放射性物質が取り除かれるが、除去できないトリチウムを含む水が残る。政府の小委員会は2月、この水の放出先として海洋か大気が現実的とする報告書を提出。提言を受けた政府が方針決定前に設けたのが聴取会だった。
 
福島第1原発処理水 農林水産団体、風評懸念し放出に反対 河北新報  2020/05/10

 
(58)福島第一原発トリチウム水処分 方針決定時には風評対策提示へ 
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 「やはりアルプス処理水を処分する際には、風評が発生する可能性があるということを前提として、国としてしっかり風評被害対策を強化していくということを考えている」(資源エネルギー庁木野正登参事官)
 
福島第一原発トリチウム水処分 方針決定時には風評対策提示へ  テレビユー福島  2020/07/28

 
(59)福島第1原発構内の処理水、9月にも2次処理試験 東電が方針
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 原発構内で生じた汚染水は多核種除去設備「ALPS(アルプス)」によってトリチウムを除き一定程度浄化できる。ただ、処理速度を重視した初期はトリチウム以外の核種も十分除去できずに残った。現在保管中の処理水122万トンのうち7割は、2次処理の必要があるという。
 
福島第1原発構内の処理水、9月にも2次処理試験 東電が方針 河北新報  2020/07/31

 
(60)放出基準超えの汚染処理水 東電が再処理試験開始 福島第1原発
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 東京電力は15日、国の放出基準を上回る放射性物質の濃度になっている福島第1原発の汚染処理水を、62種類の放射性物質の濃度を下げる多核種除去設備「ALPS(アルプス)」に通して、設備の性能を確認する試験を始めた。通した後の汚染処理水について、放射性物質の濃度がトリチウム以外で放出基準を下回るか分析し、途中経過を年末までにまとめるという。
 
放出基準超えの汚染処理水 東電が再処理試験開始 福島第1原発 毎日新聞  2020/09/15

 
(61)汚染処理水処分 崩れたシナリオ 「今夏に方法決定」ー>想定外の首相交代 放出基準満たす水27%
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 処分に向け、東電は改めてアルプスの性能を確認する試験を9月15日に始めた。トリチウム以外の放射性物質の濃度が放出基準の3791倍になっている1000トンと、153倍のl000トンを10月中旬までアルプスに通し、年内にも途中経過をまとめる。
 一方、最近になって、アルプスで濃度を下げる対象にしていた62種類に含まれていない放射性物質「炭素14」が、想定より多く汚染処理水に含まれていることが明らかになった。今回の性能確認試験では、炭素14を含めて放出基準を下回るくらい放射性物質をこし取れるかが問われている。
 
汚染処理水処分 崩れたシナリオ 「今夏に方法決定」ー>想定外の首相交代 放出基準満たす水27% 毎日新聞  2020/09/20

 
(62)放射性物質、基準値未満に 原発処理水の再浄化試行 東電
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 東京電力は15日、福島第1原発から出る汚染水を浄化した処理水について「二次処理」(再浄化)を試行したところ、取り除くことができないトリチウム以外の主な放射性物質が基準値未満になったと発表した。
 浄化装置「ALPS」(アルプス)の性能確認のため、9月から実施していた。
 
放射性物質、基準値未満に 原発処理水の再浄化試行 東電 時事通信  2020/10/15

 
(63)“処理水"海洋放出へ“風評被害"懸念の住民の願い
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ALPS』と呼ばれる施設で、全63種類ある放射性物質を取り除きますが、“トリチウム"は取り除くことができません。このトリチウムが残った水が “トリチウム水"です。現状の計画では、タンクを増設しても、2022年の夏ごろには、すべてが満杯になるとしています。
 
“処理水"海洋放出へ“風評被害"懸念の住民の願い テレ朝ニュース  2020/10/16

 
(64)韓国、福島原発の汚染水放流に反対…基準値の10倍超えを指摘=韓国報道
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 チェ議員は「日本政府側は汚染水をALPS(多核種除去設備)を通して基準値以内下げ放流するとしながらも、三重水素は技術的に除去することができないと明らかにした」とし「汚染水海洋放流の際、韓国も三重水素の危険にさらされざるを得ないのに、三重水素に対する人体の安全性はまだ公式的に検証されておらず、有害性の論議が続いている」と指摘した。
 
韓国、福島原発の汚染水放流に反対…基準値の10倍超えを指摘=韓国報道 WOWKOREA  2020/10/19

 
(65)【検証 トリチウム水】東電への不信感根強く 福島第一原発処理水処分 国民理解進まず
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 東電は二〇一三(平成二十五)年にALPSを導入したが、当初はトリチウム以外の六十二種類の放射性物質を除去していると強調してきた。しかし、二〇一八年八月、処理水の扱いを議論する政府小委員会主催の公聴会が開かれる直前に、ヨウ素129やルテニウム106など複数の放射性物質も排水の法令基準値を超えて残存することが明らかになった。公聴会に参加した国民からは「公聴会の前提が崩れた」との発言があり、東電の情報発信に対する国民の不信感がより強まった。
 
【検証 トリチウム水】東電への不信感根強く 福島第一原発処理水処分 国民理解進まず 福島民報社  2020/10/20

 
(66)“処理水処分方法決定"11月以降に延期へ(福島県)
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【梶山経産相】「仮に何らかのALPS処理水を処分する場合には、風評被害を受けうる方々に寄り添った上で、国が前面に立って風評払拭に取り組んでいく必要があると考えています」
 
“処理水処分方法決定"11月以降に延期へ(福島県) テレビユー福島  2020/10/23

 
(67)小委員会委員 処理水放出手続きに疑問の声(福島県)
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【福島大学食農学類・小山良太教授】「本来やるべきことがまだ残っているだろうと。それは汚染水とアルプス処理水とトリチウム水の違いだとか、今回の処分方法(などを)ちゃんと説明して理解してもらう」
また別な委員からも、このまま決めることについては否定的な意見が出ています。
 
小委員会委員 処理水放出手続きに疑問の声(福島県) テレビユー福島  2020/10/23

 
(68)被爆二世団体がALPS処理水の放出に抗議【長崎】
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 東京電力福島第一原発で増え続ける汚染水を処理したあとの水について、被爆二世の団体が、22日、菅 総理などに海洋放出をしないよう求める要請書を送りました。
 福島第一原発では、増え続けた汚染水をALPSと呼ばれる除去設備で、ほとんどの放射性物質を取り除いて、処理水をタンクにためています。
 トリチウムだけは除去できないものの、東京電力は、この処理水を500倍に薄め、国の規制基準の40分の1以下にした上で、海に流すことを検討しています。
 
被爆二世団体がALPS処理水の放出に抗議【長崎】 TV長崎  2020/10/23

 
(69)【社説】福島原発の汚染水放流方針を撤回すべき
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今でも毎日160−180トンずつ生じる汚染水を、東京電力は多核種除去設備(ALPS)で取り除いて別に貯蔵してきた。すでに123万トンに膨らみ、現在のペースなら全体貯蔵容量の137万トンが2022年10月ごろ満杯になるというのが日本側の説明だ。
 
【社説】福島原発の汚染水放流方針を撤回すべき 中央日報  2020/10/24

 
(70)福島第一原発の汚染水放出…韓日関係悪化の「新たな雷管」
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日本は今も、1日に140トンずつ発生する汚染水問題に対応するため、多核種除去設備(ALPS)という装置で、トリチウム(三重水素)以外の放射性物質を除去している。こうして処理された汚染水は、福島第一原発の敷地内に設置された容量1000トンの巨大タンクに保管されるが、2022年10月には汚染水の貯蔵容量が限界に達する。
 
福島第一原発の汚染水放出…韓日関係悪化の「新たな雷管」 ハンギョレ新聞  2020/10/24

 
(71)【検証 トリチウム水】タンク保管 漏えい対策後手に 度重なるトラブル
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 タンクにためる水は多核種除去設備(ALPS)で六十二種類の放射性物質を取り除くが、トリチウムは除去できずに高濃度で残る。他に炭素14が排水の法令基準値より低い濃度で含まれている。
 
【検証 トリチウム水】タンク保管 漏えい対策後手に 度重なるトラブル 福島民報  2020/10/25

 
(72)地下水累計100万トン放出 処理水には抵抗感 福島第一原発
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汚染水は多核種除去設備(ALPS)で六十二種類の放射性物質が取り除かれるが、トリチウムは除去できずに高濃度で残る。他に炭素14が排水の法令基準値より低い濃度で含まれている。
 
地下水累計100万トン放出 処理水には抵抗感 福島第一原発 福島民報  2020/10/28

 
(73)「原発汚染水を飲んでもよいか」=福島を訪れた菅義偉首相の質問が韓国でも報道
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 福島原発を運用する東京電力は、この汚染水を多核種除去設備(ALPS)で除去した後、原発敷地内の水タンクに保管してきたが、2022年8月には敷地内の水タンクが飽和状態(約137万トン)に達することから、早急に処理する必要が出てきた。
 
「原発汚染水を飲んでもよいか」=福島を訪れた菅義偉首相の質問が韓国でも報道 WOWKOREA  2020/11/03

 
(74)トリチウム処理水「慎重な対応を」 内堀知事が福島第一原発を視察
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 東京電力の担当者から汚染水を減らす対策として行われている建屋周辺のがれきの撤去について説明を受けたほか、汚染水から放射性物質を取り除く多核種除去設備=ALPSや、その処理が終わったあとのトリチウム処理水をためるタンクなどを視察しました。
 
トリチウム処理水「慎重な対応を」 内堀知事が福島第一原発を視察 テレビユー福島  2020/11/06

 
(75)日本大使館、急きょ韓国メディアを呼んで「汚染水放流の際は全て公開」
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 日本政府は現在、汚染水を「多核種除去設備(ALPS)」で浄化した「処理水」を原発敷地内のタンクに保管しているが、2022年夏ごろにはタンクが一杯になると予想し、海へ放流する方針といわれる。
 
日本大使館、急きょ韓国メディアを呼んで「汚染水放流の際は全て公開」 朝鮮日報日本語版  2020/11/21

 
(76)日本「福島原発の汚染水の海洋放出を近く決定」…韓国と協議しない方針を明らかに
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 日本政府は海洋放出対象である「汚染水」について、多核種除去設備(ALPS)を通じてトリチウム(三重水素)以外の大部分の放射能物質を除去したという意味で「処理水」という言葉を使っている。
 
日本「福島原発の汚染水の海洋放出を近く決定」…韓国と協議しない方針を明らかに ハンギョレ新聞  2020/11/21

 
(77)規制委臨時会議(対日本原燃)は、さながら「原子力ムラ」三者会談 木村雅英
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○イチエフから出る「処理済水」(ALPS不完全処理放射能汚染水)について原燃にも電事連にも語れとせっつく更田委員長 <動画の1.05.40>
 トリチウムと他核種の汚染「処理済水」についてもっと語れ、六ヶ所再処理施設が出す管理目標値と比べればイチエフから出るのは少ないのだから、日本原燃は膨大に液体廃棄物の処分を行うのだから、東電出身の増田社長は他人事では無いでしょう、
 
規制委臨時会議(対日本原燃)は、さながら「原子力ムラ」三者会談 木村雅英 たんぽぽ  2020/11/28

 
(78)ALPS処理水に関する東電・エネ庁の詐欺行為!?騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか?
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ALPS(アルプス)処理水の視察や取材に際し、トリチウムのβ(ベータ)線が測定できないγ(ガンマ)線の空間線量を測定する計測器を東京電力が渡し「安全性」を確認させていた。
 
ALPS処理水に関する東電・エネ庁の詐欺行為!?騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか? おしどりポータルサイト  2020/11/28

 
(79)無見識さを露呈した「トリチウム汚染水は安全だ」と宣う福島県議
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 「汚染水」と言っても、一応、ALPS(多核種除去設備)という装置を使って、ほとんどの放射性物質を取り除いたとされていて、残る核種は「放射性トリチウム」だけ。他の核種はだいたい取り除けても、トリチウムだけは簡単に取り除けないということで、この「トリチウム汚染水」を海に流すかどうかが議論されているわけです。
 
無見識さを露呈した「トリチウム汚染水は安全だ」と宣う福島県議 ハーバービジネスオンライン  2020/11/29

 
(80)トリチウム処理水 梶山経産相「タンク増設の検討必要」県漁連は…(福島県)
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 梶山経産相「敷地が逼迫する中で、アルプス処理水は日々増加していることを踏まえれば、その建設の要否についてはアルプス処理水の取扱いと合わせて検討する必要があると思っております」
 梶山大臣は、タンクを増やすべきか、検討する必要があると言及しました。
 
トリチウム処理水 梶山経産相「タンク増設の検討必要」県漁連は…(福島県) テレビユー福島  2020/11/30

 
(81)IAEAの事務総長、また日本の味方"福島第一原発の汚染水処理に協力"=韓国報道
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 日本政府と東京電力は現在、原発敷地内で保管中の放射性汚染水を「多核種除去設備(ALPS)を利用し、セシウム・ストロンチウムなど一部の放射性物質を濾過した」という意味で“処理水"と呼んでいる。
 
IAEAの事務総長、また日本の味方"福島第一原発の汚染水処理に協力"=韓国報道 WOW!KOREA  2020/12/20

 
(82)東電が多核種除去設備を8年近く“試験"運転 木野龍逸
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(前略)「多核種除去設備」を、2013年2月の稼働開始から現在まで、試験運転のままで使用しています。法律に基づいた性能検査がいつ可能になるのか、見通しは立っていません。(後略)
 
東電が多核種除去設備を8年近く“試験"運転 木野龍逸 木野龍逸  2020/12/27

 
(83)一方的なタイムリミット 国民理解深まらず トリチウム水保管タンク
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 汚染水は放射性物質吸着装置や多核種除去設備(ALPS)を使って大部分の放射性物質を除去し、処理水となる。保管には一時的に地下貯水槽も活用されたが、漏えい問題が発生し、地上タンクに集約された。
 
一方的なタイムリミット 国民理解深まらず トリチウム水保管タンク 福島民報  2020/12/30
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